第11回 Jenkins勉強会 開催報告
11/8に第11回 Jenkins勉強会を開催しました。テクマトリックスでの開催は2回目となりました。現時点でTokyo Jenkins Area Meetupのメンバは254名となり、世界各国のJAMの中でも大きめのグループとなりました。
さむらいステッカーは、京都産()です。それ以外は本家JAMから。
アジェンダ
講演1:「初めての自動テスト meets Jenkins」@nkns165 さん
講演2:「Jenkins World 2017 の報告 」@ikikko さん
講演3:「Jenkins PipelineとBlue Oceanによる、フルスクラッチからの継続的デリバリ」@kohsukekawa さん
LT1: 「遠くの”計画”よりも今日の”CD”(継続的デプロイ)」 @kazuhito_m さん
LT2: 「タミヤカムプログラムロボット工作セットで作るXFD」 @kiy0taka さん
LT3: 「開発者(個人)のためのJenkins 運用編」 @duck_yasuhiroki さん
講演1:「初めての自動テスト meets Jenkins」
最初にご登壇いただいたのは、@nkns165 さん。出版されたばかりの「初めての自動テスト」とJenkinsのお話です。前回の勉強会に引き続き、講演1は書籍を絡めたお話となりました。
書籍の内容とJenkinsがなかなかmeetしなかったとのことですが、CIを活用するにあたって、自動テストの話は外せませんよね。とてもわかりやすいお話で参考になりました。
自動テストあってのCIとも言えそうです。
これから自動テストに取り組む方にはもちろんのこと、幅広い観点で書かれているので、中・上級者が後輩に教えるときの教科書がわりにするのも良さそう。書籍の後半では、モックやTDDの話も出てくるので、プログラマの入門書としても価値ありです。
講演2:「Jenkins World 2017 の報告 」
続いては MVJAの @ikikko さんからのお話です。前回の勉強会に引き続き、USB-Cの変換コネクタ探しからのスタートとなりました。
今年の8月末に行われた Jenkins World 2017の会場の雰囲気や、どのような事が行われたのかなどのお話をしていただきました。@ikikko さんは 今年のJenkins Awardsで、Most Valuable Jenkins Advocate を受賞しました。「最も価値のあるJenkinsの支持者」って普通にスゴいです。。
@ikikko さんご本人のブログに授賞式の様子や、Jenkinsユーザ会の発足の瞬間なども書かれています。ぜひ御覧ください。
講演3:「Jenkins PipelineとBlue Oceanによる、フルスクラッチからの継続的デリバリ」
講演3はJenkinsの生みの親、@kohsukekawa さんです。日本に到着したその足で勉強会に直行です。パワフルさに頭が下がります。
Jenkins Pipeline の使い方だけではなく、なぜそれが作られ、なぜそれが必要なのか?を @kohsukekawa さんから直接聞くことができた貴重な時間でした。
Jenkins Pipeline については、ワークショップみたいなのをやってみては?という話もあるので、そのうちチャレンジしようかとほんの少しだけ思っています。
LT1: 「遠くの”計画”よりも今日の”CD”(継続的デプロイ)」
エモいみうみうこと、@kazuhito_m さんです。いつもありがとうございます。Multibranch Pipeline の活用事例のお話。
LTの5分ではとても入り切らない実践的な内容で、このようなケーススタディはとても参考になります。具体的な実現方法は、エモいみうみうさんご本人のブログに書かれていますので、トライしてみたいという方はそちらを御覧ください。
LT2: 「タミヤカムプログラムロボット工作セットで作るXFD」
@kiy0taka さん。タミヤ カムプログラムロボットで作ったXFDのお話です。
とにかく動きのかわいいXFDです。この動きを見るために、ビルドを意図的に失敗させる人が現れるでしょう。SSE Gateway を使えば簡単に実装できるとのこと。。XFDを自作できるとCIの運用も楽しくなりそうです。ライブラリも公開してくださっているので、興味のある方はお試しください。
嬉しいお知らせ:Amazon: カムプログラムロボット 工作セット(4点在庫あり) (2017/12/25 現在)
LT3: 「開発者(個人)のためのJenkins 運用編」
最後のLTは、CJEの@duck_yasuhiroki さんです。開催直前にご登壇の依頼を頂きました。ありがとうございます。
AsCodeな取り組みはさまざまな部分に浸透しているのでしょうね。私も使い捨て執事を雇う機会が多いので、共感ポイントが盛り沢山でとても参考になりました。
まとめ
急な開催告知にもかかわらず、講演、LTで発表していただいた皆様、そしてご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。
次回は春ぐらいに開催できたらよいなと思っています。
メモ: #開催は早めに告知 #アンケートの集計ミスに注意